北風の敗因

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先日ですね。

私のZOOM会に参加してくださった方が

「コツコツか大事な気がするのは
 カメとウサギの童話の影響かな〜」

というお話をされてたんです。

たしかにね。

昔話って

「泥臭い努力したものが正義」
「正直な貧乏人が報われる」

っていうの多いですもんね。

こういう昔話って
小さい頃から読んでるから
私たちの中にすんなり馴染んでますけど

改めて読むと「え?」って思うこと
あったりしません?

 

例えば「北風と太陽」。

私これよく思うんですけど

この話を聞くと

「北風は吹きとばすっていう力技ばかりで
 旅人の気持ちを考えられなかったのね」

「太陽は相手を行動させるのが上手い!」

って解釈しますよね。大体の人が。

ChatGPTに

「北風と太陽っていう話の教訓ってなに?」

って聞いてみても

教訓としてよく言われるのはこんな感じ:

・力づくよりも、優しさや思いやりの方が人を動かす力がある
・無理やり押しつけるよりも、自発的に行動してもらうことの大切さ
・状況を変えるにはアプローチの仕方が重要」

だそうで。

まぁそうだよねって感じです。

でも、待って。

そもそも
「旅人のコートを脱がせる」っていう
その条件がもう北風にはムズくない?

その条件を提示してしまったのが
北風の敗因だと思うんですよ。

例えば

「どっちがタンポポの綿毛をより遠くに飛ばせるか」とか

「どっちが凧を高くあげられるか」とか

「どっちが風車をたくさん回せるか」とか

「どっちがあの娘のスカートめくれるか」とか(こらっ)

そういう、自分にとって
有利な土俵を選ばないと。

まぁでも

この条件で勝負したところで
なにか教訓が得られるかっていうのは
ちょっと疑問ですけどね。
スカートめくりとかね。

昔話も、成長してからみると
色んな考え方で見られて
面白いよねって話でした。

冒頭で話した
「ウサギとカメ」とか
「アリとキリギリス」とかでも
今なら色々思うところがありますね。。

それ話し出すと長くなっちゃいそうなので
このくらいにしておきます(・∀・)

では、またメールしますね♪

あとがき

「北風と太陽」の話について聞いた時に

ChatGPTがこんな風に言ってたんです。

この話って、シンプルだけど
「人をどう動かすか」「心をどう動かすか」っていう
深いテーマが詰まってるよね。

必要なのは“強さ”より“温かさ”かもしれないなぁ…

って、ふと考えさせられるお話だね!

「人をどう動かすか」
「心をどう動かすか」

っていうところまで
伝える話だったのか…!

深い・・・

スカートめくりにしなよとか言っちゃってごめん・・・